体験談:法定相続人の範囲と優先順位について

法定相続人の選定とは?

ニューヨークタイムズスクエア繁華街の掲示板の色彩家族や親族が亡くなった場合、故人(つまり、被相続人)の財産は、遺言書が残されていない場合、民法が定める法定相続人が相続します。万一、借金などで財産がマイナスとなって相続を放棄する場合でも、同様のことが言えます。
法定相続人には範囲と優先順位があります。ここでは私の父が亡くなったという想定で説明します。

父親が亡くなったと仮定して考えてみよう

相続の範囲において、配偶者である私の母は生存している限り、常に相続人となります。ここでは私の母が生存していることにします。そして、優先順位は第1順位から第3順位までの相続人となります。
まず、最も優先される第1順位相続人は、子供である私および私の兄弟姉妹です。この場合は、私の母が財産の半分を、私と兄弟姉妹で残りの半分を相続し、以降の順位者には権利がありません。また、特殊なケースとして、婚姻によらない父の子(つまり、非嫡出子)も相続の権利を有します。この場合は、非嫡出子の分配率は実子の半分になるなど、計算が少し複雑になります。

子どもがいない、配偶者がいない場合は複雑になります

次に、もし、第1順位相続人がいない、あるいは全て他界している場合は、第2順位相続人である父方の直系尊属、つまり、私の祖父母へ権利が移ります。この場合は、私の母が財産の3分の2を、祖父母が残りの3分の1を相続し、以降の順位者には権利がありません。

兄弟姉妹も法定相続人になる可能性があります

そして、第2順位相続人が全て他界している場合は、第3順位相続人である父の兄弟姉妹、つまり、私の叔父叔母へ権利が移ります。ここでは、父の兄弟姉妹の配偶者は対象外となります。この場合は、私の母が財産の4分の3を、叔父叔母が残りの4分の1を相続します。万一、叔父叔母が全てが他界している場合は、それらの子、つまり、私の従兄弟(従姉妹)が代襲と言って、相続する権利を有します。
つまり、私の父が亡くなったケースでは、私の母方の直系尊属や叔父叔母には相続の権利はないことになります。”